釣具屋に行けば溢れかえる【アジングワーム】の種類
そして色んなカラーや形状、そしてニオイに至るまで様々・・・・
アジング初心者や中級者、そして上級者の一部に至るまで新しいワームやカラーが発売されれば・・・・
『このワームを使ったら釣果がUP!!するのではないか!』
そんなワクワクした気持ちになるのではなかろうか??
かくいう海猿もアジングに限らず色んなジャンルのルアーフィッシングを経験してきた中でそんな気持ちになったことは数えきれないほどあったのも事実である。
色んなルアーフィッシングが有る中でルアーやカラーを変えて結果が変わるルアーフィッシングは存在する。
しかし・・・
そのルアーやカラーを変えて釣果が変わった事象をそのまま【アジング】に当てはめて結論付けるのは真実では無い。
そう、多くの一般アングラーがメディアにより誤った認識をさせられているのである。
こういった誤った認識をメディアが発信することで製品は売れる。
その認識を植え付ける事により一般アングラーは同じワームでも色違い数種類購入するのである。
さてさて・・・・
かといって、そんな認識を発信するメーカーや関係者は故意的に一般アングラーを騙しているワケでは無いのかも知れない。
本当に『アミパターンの時はラメ入りが効く!!』や、『マズメにはこれが効く!!』
というふうにその発信者自身も考えているのかも知れない。
これこそが、私がいつも言っている事の
【経験に対する解釈の相違】である。
ここで解りやすく例えるなら
このブログを見ている方で今でも大事な日の前に『てるてる坊主』を吊るしている方は居るだろうか??
今でも『黒猫を見ると不吉な事が起こる』と思っている方は居るだろうか??
多分、居ないだろう。
しかし小学生の頃はそう考えて、遠足の前にはてるてる坊主を吊るしてお願いしたり、黒猫を見かけるとテンションが下がったりしていたはず。海猿も!(笑)
何故?今は居ないのか???
それこそが、【経験に対する正しい解釈】が出来ているからである。
『てるてる坊主にお願いしても雨が降った』
『黒猫を見かけても悪い事は起きなかった』
そういう経験を何回も積み、正しい判断や認識が出来る様になったからである。
さて、話を戻そう
◎釣れたことに対する理由
◎釣れない事に対する理由
その【解釈】の違い
『ワームのカラーを変えた1投目で釣れた』
そんな経験をした事はあるだろう。当然、私もある。
しかし、今の私の場合は『たまたま釣れた』という解釈だ。
しかし、経験が浅かった頃は違った
『この色だから釣れた!』
そんな解釈をしていたのも事実である。
それから経験を重ね検証を行っていくうちに【真実】を知るわけだ。
何回もてるてる坊主にお願いしても雨が降ってしまう残念な経験を重ねたのと同じように。
同じ事象、経験をしてもその解釈は様々であり、そこが一番重要であるといっても過言ではないくらいアングラーとしてのスキルアップには【結果に基づいた正確な解釈】が重要である。
どんなにアジングを経験し、釣果を出したとしてもその【結果に基づいた正確な解釈】が出来ないままだと上記のような認識から抜け出せずに情報を発信してしまう。
そして、ある程度影響力のあるアングラーから発せられた情報は一般アングラーに誤った認識を植え付けるのである。
『黒猫を見たら悪い事が起きる!』ってガキの頃に上級生に教え込まれたようにね。
ただし、この【カラー論争】で誰もが納得する理論や結果を証明するのは難しい事だ。
今、こうして偉そうに語っている私の理論が【真実】だと誰もが思えるような証明は出来ないし真実では無いかも知れない。
しかし、1つだけ言えることがある。
それは・・・・
海猿がこれまでカラーに拘りを持たずにこれだけの釣果を残してきたと言う事実。
それこそが答えではなかろうかと考えている。
さてさてそれを踏まえて
本題であるお題の【アジングワームの基本的性能】について書いてみる。
アジングワームに求められる基本的性能を列挙してみよう!
①形状
②軟らかさ
③大きさ
④差しやすさ
⑤ズレ難さ
⑥切れ難さ
⑦フッキングのしやすさ
⑧アピール力
⑨飛距離