↑コレ!全部、【アミ】と言われている1mm以下の物体。
潮氷にしてクーラーでアジを入れて持って帰ると、ほぼ100パーセントこのようにアミと言われるモノがクーラーに残っている。皆さんもこの光景を見た事あるのではないか???
アジを捌く数も数万匹経験してきた中でアジは常にアミを食っている印象である。
はい、大切なのでもう一度!
◎ アジは常にアミを捕食している
という事。日本人で例えるならば、【白米】である。
貴方は外食する時に【白米】の有無を意識してお店を選びますか??
という事で、要するに先に書いたルアーフィッシングにおける【○○パターン】という定義
● 特定のベイトのシルエットや大きさに固執した魚であること
● 特定のベイトの存在するレンジや動きに固執した魚であること
↑これに該当していない。
その【アミ】しか胃袋に入っていないアジを多く釣ってきたが、固執していないから1mmどころか、100倍以上の体積を超えるサイズのワームでも釣れる訳で。
巷では
『アミパターンだからラメが~』
『ラメがアミの集合体で~・・・』
そんな話を耳にすることがあるだろうが、それは全て【真実】ではない。
万が一、それが真実ならば、その【アミパターン】とやらの状況で海猿はアミパターンアングラーに大きく釣り負けてしまうハズである。
そんなことは過去に1度も無く、ラメが全く入っていないワームや3inchのワームでも普通に釣ってきた実績がある。
この実績が全てである。
結局のところ、【何でも釣れる】のだから、【ラメ入り】でも釣れる。
なんだかんだと理論やパターンで語る事で、メーカーや宣伝テスターは素人アングラーにその【真実では無い理論】を信じ込ませる事は容易である。
宣伝テスター
『今日はアミパターンだからこのラメ入りワームが釣れるよ』
『アクションはアミみたいにフワフワ漂わせる釣れるよ~』
素人アジンガー
『わっ!ホントだ!アミパターンだから赤ラメで釣れた!』
『ホントだ!表層をフワフワさせたら釣れた!』
みたいな構図である。
どんな状況でもラメ入りでも釣れるし・・・・
どんなベイトを捕食しているときでもアジのレンジでフワフワさせれば殆ど釣れる。
この構図で現在、勘違いしてるアングラーは増殖しているのである。
まあ、釣れるから素人から抜け出し、ある程度経験を積んでもそこに疑問を持たないので仕方ない。
そしてそういった理論やパターンの存在があり、それを実行することで釣果が出る!
そう信じ込ませる事でメーカーや宣伝テスターの発信する理論などに正当性を持たせる訳である。
はい、その【真実では無い理論でアングラーを煽り製品を売る】
このやり方が私は大嫌いであるし、そんなことよりも真にアジングが楽しくなる理論を発信して深い部分のアジングの楽しさを伝えたいのである。